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iwano+cogite 設計共同体

2000年前後MAY建築研究所宮崎で共に5年間修行した二人。当時の席は隣同士。

 

蒲牟田が2001年に26歳でMAYから独立し、cogite設立。

岩野が2004年に33歳でMAYから独立し、岩野亨建築設計事務所設立。

 

住宅設計及び意匠デザインを得意とする蒲牟田と医療福祉施設及び動線計画を得意とする岩野で特にライバル意識もなく、只の友人としてそれぞれの道を歩んでいた二人であったが2011年末頃、住宅作家としての評価を受け始めたcogite蒲牟田に大規模施設のオファーが入り始めた。

そしてそれまで「設計者として計画立案から現場管理まで自分一人でやらないと気が済まない」と豪語していた岩野もオファーが増えて一人で大規模施設の設計をやることの限界を感じ始めていた。

 

その頃蒲牟田にある施設コンペのオファーが有り、そのコンペ案に新しさを感じながら細部に関して色々口を出す岩野。

 

「おい。なんか二人で組んだら面白いことが出来そうな気がしないか?」という話で盛り上がり結局そのコンペは落選だったそうなのだが「次に何かいいオファーがあったら組んでみようや」という流れから3ヶ月後。

 

cogiteにオファーがあった社福法人豊の里主催の4社設計コンペで初JVを組み当選。

 

更にそれから半年後、今度は岩野に医療法人岡田整形外科から5社コンペのオファーが有り、再びJVを組み当選。

 

それからお互いそれぞれ従来どおり単独で仕事を請けながらも、「協力体制を組んだほうがいい仕事が出来そうじゃないか?」というオファーがあった際には物件毎に協定書を交わして共同体制を取っている。

 

2017年時点で計10件の施設及び住宅を手掛け、コンペの勝率はほぼ10割を誇る

Toru Iwano

Kensaku Kamamuta

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